ウェブの技術職の就業者数と特徴
webエンジニアや、webデザイナー等の技術職は年々増加しているのが現状だ。
これは専門学校等の教育機関を卒業し、そのまま就職する人口が年間でも数千人単位となる。
web業界では、絶えず新たな技術を持つ人材が求められる傾向がある。
専門性の高い技術を身に付けた人材であれば、新卒でも就職がしやすいのだ。
その為、年齢層も幅が広く、経験が豊富なベテランの技術者から、新卒の技術者まで幅広いスタッフが同じ職場で働いていることも特徴の一つである。
webデザイナーの仕事内容は、斬新なデザイン力が求められる事も多い為、若いデザイナーが起用されるケースが多い。
webデザイナーの仕事はグラフィック等の人気が高い作業に携わる為、継続的に人材が業界に流入してくる。
しかし、人材の入れ替わりが激しい業界でもあることも特徴で、数名単位のスタッフで運営されている小規模なデザイン事務所で働くスタッフも多い。
また、フリーのデザイナーも多く正確な就業者数を把握するのが困難な業界なのだ。
しかしながら、公的な機関の調査による就業者数は十数万に程度とされており、この数字に大きな変化が見られない。
また、webエンジニアの人口はデザイナーよりも多く、八十万人規模のエンジニアが職務に従事している。
webエンジニアは、システム開発からインフラの構築まで様々な専門分野があり、その結果として多種多様な技術者が携わる業界となっているのだ。
特にアプリ開発のニーズの高まりからウェブエンジニアの役割が広範囲なものとなり、この職種に携わる人材も大きく増加しているのである。